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4月21日、アメリカ・ピッツバーグのアクイオン・エナジー（Aquion Energy）は、同社製の蓄電池が世界で初めて「クレイドル・トゥ・クレイドル（Cradle to Cradle Certified：揺りかごから揺りかごへ）認証」のブロンズを取得したことを発表した。

ブロンズ認証を受けたのは、アクエオス・ハイブリッド・イオン（Aqueous Hybrid Ion：AHI）シリーズのAHI S20およびS20-Pの製品ライン。環境に考慮した世界で最も安全な蓄電池として認められた。

製品は、再生エネルギー発電システムと併用するための理想的なエネルギー貯蔵ソリューションを持ち、長期にわたる性能維持が実現した。性能面に妥協することなく設計された持続可能性のある製品であることが評価されている。

アクイオン・エナジーは、新しい蓄電池の研究開発を行っている。今回認定された製品は8年前、カーネギーメロン大学で開発をスタートした。

AHI蓄電池は、海水電解液、炭素複合材料の陽極、酸化マンガンの陰極、合成綿セパレーターで構成される。重金属や有害化学物質を含まず、燃焼、爆発の心配もない。ピークエネルギーコストの抑制やディーゼル発電依存の低減も実現できる。

ブロンズ認定された蓄電池は、今後、住宅向け太陽光発電、オフグリッド、マイクログリッドの各アプリケーションなどを対象に、性能を長期間発揮し、活用することが期待される。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

アクイオン・エナジー
http://www.aquionenergy.com/

アクイオン・エナジー／プレスリリース
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