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2015-04-28 23:00

太陽光発電

富士通がクラウド活用の小規模太陽光発電監視サービス「Venus Solar」を発売

タイナビNS
太陽光発電所を一元管理
富士通株式会社は4月21日、クラウドを活用した小規模太陽光発電監視サービス「FUJITSU Intelligent Society Solution Venus Solar」を開発し、太陽光発電事業者およびメンテナンス事業者向けに同日より販売すると発表した。

遠隔地にある太陽光発電システムは、発電量が落ちていたり発電が止まっていたりしても気づきにくく、太陽電池パネルやパワーコンディショナーなどシステムのどの部分に障害が発生するか分からないリスクがある。

運用年数の経過によって発電性能が低下するケースもあり、このような障害を早期発見し、システムの発電能力最大限引き出すことためにも、太陽光発電監視サービスが必要である。

きめ細かい発電状況の監視
今回提供を開始する監視サービスは、小規模の太陽光発電事業者向けに、発電状況を細かに監視し、様々な分析から異常を検知するものである。

パワーコンディショナー単位の発電量データを、PCSに接続した監視装置から1分ごとに収集し、クラウドで一元管理することで発電量低下だけでなく、発電停止や他PCSとの相関比較による異常を検知することが可能だ。

また、従来の発電所単位で監視するサービスに比べ、PCSごとという細かな単位で発電状況の監視を行うことができ、発電異常のアラートをメールで管理者へ通知することで、機器故障や発電トラブルの早期発見に役立てることができる。

小規模太陽光発電監視サービスは様々な企業から提供されているが、「Venus Solar」の特徴は高セキュリティ、高信頼を誇る富士通のパブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5」にデータを集約し、分散された発電所の発電情報を一元管理できるという点。

正常に運転が行われているかだけでなく、時間別・日別の発電実績量をグラフ表示するほか、保守担当者に発電監視業務に必要な情報をレポート形式でまとめる機能も提供する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

富士通株式会社 プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/04/21.html
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