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2017-11-16 15:00

その他

三井住友建設、自社開発の水上太陽光フロートシステムを用いた太陽光発電所が完成

タイナビNS
水上太陽光フロートシステムを用いた太陽光発電所完成
三井住友建設株式会社は11月15日、香川県木田郡三木町で建設を進めてきた「平木尾池水上太陽光発電所」が完成し、11月9日に竣工式を行って売電事業を開始したと発表した。なお、この施工は、SMCテック株式会社が行っている。

同社の水上太陽光発電の取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池における、太陽光発電の実証実験から始まっていて、2015年には水上太陽光発電用フロート「PuKaTTo(プカット)」を自社開発し販売している。

今回の発電所は、農業用ため池に自社開発の「PuKaTTo」を利用した発電所で、同社が事業者となり、2017年11月からの20年間を事業期間として、固定価格買取制度(FIT)を活用して発電出力(パネル出力)2,600kWの全量を売電することとしている。

「PuKaTTo」の利用は国内4件海外2件の採用実績
なお「PuKaTTo」の利用は、今回完成した発電所を含め、これまでに国内4件、海外2件の採用実績がある。

また自社事業としては、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の同社工場有休地を活用した陸上太陽光発電所に続くものとなる。

同社は今後、再生可能エネルギー事業の推進を建設事業以外の収益源として収益構造の重層化を図っていて、同発電所の建設・運営を通じ、「PuKaTTo」の施工例として営業活動に活かしていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三井住友建設株式会社 プレスリリース
http://www.smcon.co.jp/2017/111520299/

 
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