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2010-02-22 20:00

その他

渋沢賞4社が技術・商品をアピール--ベンチャーマーケットで

会社設立
ベンチャー企業と支援者との出会いの場
「彩の国ベンチャーマーケット」が、さいたま新都心ビジネス交流プラザで開かれ、新規性、独創性にあふれたビジネスモデルとして「第5回渋沢栄一ベンチャードリーム賞」を受賞した県内4社が、販路拡大や事業パートナーなどを求めて事業計画を発表し、技術と商品を紹介した。

同イベントは、ベンチャー企業と支援者との出会いの場として、埼玉県創業・ベンチャー支援センターが開いたもので、金融機関や証券会社などから約100人が集まった。

ベンチャードリーム賞の大賞を受賞した医療機器メーカーのメトラン(川口市)は、未熟児・新生児用の高頻度振動人工呼吸器「ハミング」を開発。同社のトラン・ゴック・フック(日本名=新田一福)社長は、小児用で培った人工呼吸器技術を市場規模が大きい成人分野にまで広げるとともに、世界への拡販戦略を語った。

その他特色ある商品なども
チャレンジ賞を受賞した微粉砕機STAYを製造販売するバーリー・ジャパン(さいたま市緑区)の坂尻誠社長は「原料の成分、風味、香りを損なわない粉砕機」などと自社製品の優位性をアピールした。

「Y'sRoad」としてスポーツ自転車専門店を展開するワイ・インターナショナル(志木市)と、環境に優しい薄膜で強粘着特性を有する両面粘着テープ製造共同技研化学(所沢市)を含め、4社のブースも設置され、発表した経営者が参加者と交流、事業についての説明を行った。

 なお「渋沢栄一ベンチャードリーム賞」は、事業の新規性・市場性などが高く、渋沢栄一の起業家精神を受け継ぐベンチャー企業を表彰するもとして県が2005年に創設したもので、今回で5回目となる。
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