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2017-11-03 01:00

その他

フジタがミャンマーでもみ殻を燃料にした発電事業に着手

タイナビNS
現地企業と合弁会社を設立、発電施設を建設し電力販売
大和ハウスグループの株式会社フジタ(以下「フジタ」)は10月30日、ミャンマー連邦共和国においてもみ殻を燃料とした発電施設を建設し、電力を販売する事業に着手したと発表した。同社は関連事業を手がける現地企業と設立した合弁会社を通じて事業にあたる。

発電所が建設されるミャウンミャは稲作が盛んな地域だが、電力系統の末端にあたり、慢性的な電力不足に悩まされている。このため精米工場の安定稼働や品質確保に問題があることに加え、精米工場で発生する大量のもみ殻の処理にも問題がある。

この事業ではもみ殻を燃料として効率の良いバイオマス発電を行い、同地区における低炭素コミュニティの形成に寄与する。

一日約55トンのもみ殻を処理、出力1816kWで年間330日
フジタがEPC(設計・調達・建設)を担当する発電所は、一日約55トンのもみ殻を燃料として燃焼し、年間330日稼働の予定だ。出力1816kWのうち201kWを自家消費分に回し、残りの1615kWを売電、年間1万8000トン強のもみ殻を処理する。

タイナビNS
同社は引き続き、再生可能エネルギーの発電所建設と発電事業に積極的に取り組んでいく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

フジタ リリース
http://www.fujita.co.jp/information/2017/post_376.html

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