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2019-07-07 23:00
その他
世界最高水準の太陽電池を搭載、電動車走行の実証開始

シャープ開発の太陽電池をトヨタプリウスPHVに
NEDOは7月4日、シャープおよびトヨタ自動車と共同で、太陽電池を搭載した電動車の公道走行実証を7月下旬から開始すると発表した。トヨタは市販のトヨタプリウスPHVにソーラー充電システムを装着し、様々な条件下で走行実証を重ねてきた。これまでの実証車では太陽電池セルの変換効率が22.5%で定格発電電力が180W。一日当たりの駆動用バッテリーの充電量は航続距離で6.1km相当だった。
今回の実証ではシャープが開発した世界最高水準の太陽電池セルで構成したパネルを搭載。変換効率は34%以上で定格発電電力も大幅に向上した約860W。新たなパネルの搭載がEVの航続距離や燃費に及ぼす効果を検証する。
また、これまでの実証車では駆動用バッテリーへの充電は駐車時にしかできなかったが、今回は走行中にも充電できるシステムを採用。航続距離や燃費が大幅に向上することが期待されている。
実証車は7月10日から12日まで横浜で展示
実証で得られるデータをもとに、さらにCO2削減効果、充電回数の低減、利便性向上の効果などが評価されていく。実証車は7月10日から開催される「第14回再生可能エネルギー世界展示会」のNEDOブースで展示される。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
NEDO リリース
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101150.html
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