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2019-07-27 20:00

その他

出光興産、豪州で揚水型水力発電事業の事前調査

タイナビNS
鉱山跡地を活用、揚水用の電力は太陽光と風力で
出光興産は7月26日、同社子会社がオーストラリアで権益を有する石炭鉱山跡地において、揚水型水力発電事業の事前調査を、現地の大手電力会社と共同で8月から開始すると発表した。

出光興産が100%権益を所有するマッセルブルック鉱山では、石炭採掘が終わった鉱山に隣接してベルズマウンテンと呼ばれる丘陵地がある。今回のプロジェクトではその地形を利用して、丘陵地の頂上に貯水池を設け麓の採掘跡地を貯水池に転用し、高低差約500mを利用して水力発電を行う。

揚水に必要な電力は日中の太陽光発電や夜間の風力発電で賄い、電力需要の高い早朝と夕方に水力発電を行う。出力規模は250MWになる見込みで、今後調査を進め商業化を検討する。

鉱山跡地を再エネ発電事業に活用して、環境に貢献
マッセルブルック鉱山は100年以上の歴史を誇る鉱山で、今も良質の石炭を産出し、日本やオーストラリアのエネルギーセキュリティに貢献している。

今回のプロジェクトでは鉱山跡地を再エネの拠点に転換することで、近隣のコミュニティや地球環境に貢献する可能性を追求していく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

出光興産 リリース
https://www.idss.co.jp/news/2019/190726_2.html

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