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積水化学工業株式会社（以下「積水化学」）は11月13日、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ZEH）対応を標準化した賃貸集合住宅の販売を開始すると発表した。

積水化学は2017年7月から戸建て住宅において、ZEH対応の標準化を進めてきた。今回発売する「レトアAZ」ではZEH対応を集合住宅にも広げ、一層の環境への貢献を目指す。

レトアAZでは戸建て並みの断熱性能を実現して快適な住み心地を提供し、さらに高効率の給湯器やLED照明などの省エネ機器を備えている。創エネ設備としては太陽光発電システムを搭載し、11月22日から一部の地域を除き全国で発売する。

レトアAZのフラットルーフには、10kW超の太陽光発電システムを搭載することもできる。

得られた電力の利用は入居者還元型、オーナー還元型の2種類から選択。後者のスタイルでは、オーナーが電力を利用して余剰分を電力会社へ販売することで、アパートの入居率に左右されない安定的な収入源となる。

積水化学は新製品で環境への貢献度を高めるとともに、入居者とオーナー双方の満足度の向上を目指している。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

積水化学　リリース
https://www.sekisui.co.jp/