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2018-11-30 01:00
その他
東京電力HD、銚子市南沖合3.1kmの洋上風力発電所が1月から商用運転を開始

国内初の沖合洋上風力発電所として商用運転を開始
東京電力ホールディングス株式会社は11月27日、千葉県銚子市の南沖合3.1kmの海域に設置し実証試験を行っていた洋上風力発電設備について、2019年1月1日から国内初の沖合洋上風力発電所として商用運転を開始すると発表した。同設備は、定格出力2,400kW、風車の基礎部分を海底に固定した着床式となり、NEDOとの共同により2013年1月に同位置に設置したもの。
以来、厳しい気象・海象のもとで運転・保守を経験するほか、設備の安全性や塩害に対する耐久性などを検証し、沖合洋上風力発電の導入や普及に必要な技術の確立を目指し、試運転データの取得を継続的に行ってきていて、NEDOとの実証試験は2017年3月に終了している。
同社は、再エネの主力電源化に向け、国内外の洋上風力・海外水力を中心に今後の開発を進めることとしていて、このうち、国内洋上風力は、将来的な総開発規模として200~300万kWを目指すとしている。
再エネ導入拡大により地球温暖化対策に貢献
この方針に基づき同社は、千葉県銚子沖での洋上ウィンドファーム事業の実現可能性を検証することを目的として、この11月1日から海底地盤調査を開始したとのこと(2018年11月1日付けで公表済み)。また同社は、引き続いて電力安定供給に努めるとともに、再エネの導入拡大を進め、グループ全体で環境に配慮した事業活動を実施し、国のエネルギー・環境政策を踏まえた地球温暖化対策に貢献していくとしている。
(画像はプレスリリース別紙より)
外部リンク
東京電力ホールディングス株式会社 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/press/release/2018/
(別紙)銚子沖洋上風力発電所の概要
http://www.tepco.co.jp/press/release/2018/pdf2/
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