• TOP
  • >
  • 出光興産のグループ会社、ベトナムで49.5MW分メガソーラー発電所を完工
2019-06-01 05:00

その他

出光興産のグループ会社、ベトナムで49.5MW分メガソーラー発電所を完工

タイナビNS
60haの土地にパネル49.5MW分を設置
出光興産株式会社は、2019年5月27日、ベトナムにて同社のグループ会社が出資するメガソーラー発電所が完工したと発表した。

この発電所に出資したのは、昭石オーバーシーズ&インベストメント株式会社(以下「SOI」)。同発電所は、ベトナム南部のカインホア省カムラン市にて約60haの土地を確保する形で完工。太陽電池パネル49.5MW分が設置されている。

ベトナム電力公社へ20年間にわたり売電
このメガソーラー発電所は、ソン・ジャン・ソーラーパワーJ.S.Cが事業主体となる形で、2018年10月に着工された。ソン・ジャン・ソーラーパワーJ.S.Cは、ベトナムの事業会社であるベト・カンJ.S.Cとアメリカのコンサルティング会社ドラゴン・キャピタル・ベンチャーズLLC、そしてSOIが共同出資している。

完工した同発電所は今後、年間約78600MWhの発電を予定。発電した電気は、ベトナムの国営電力会社であるベトナム電力公社に対して、20年間にわたり売電される。この売電は、同国の固定価格買取制度に基づく形で行われるものであり、同国の電力供給への貢献をSOIは目指している。

東南アジア地域での開発は初
現在安定した経済成長過程にあるベトナムは、電力需要についてもさらなる拡大が期待されている。こうした需要を見込んで、メガソーラー発電所は完工された。出光興産グループは、日本およびアメリカにて多くの太陽光発電所開発を手がけているが、東南アジア地域での大規模太陽光発電所開発は初だという。

同社グループは同発電所にて、さらなる開発・運営ノウハウを蓄積すると共に、東南アジア地域におけるクリーンエネルギーの普及にも努めるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ベトナムで49.5MWのメガソーラー発電所を完工 - 出光興産株式会社
https://www.idss.co.jp/news/2019/190527_1.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook