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2018-02-23 00:00

その他

IHIなどが埼玉県でごみ焼却発電施設を建設

タイナビNS
2022年に完成予定、以後2038年3月まで運営も
IHIグループ傘下のIHI環境エンジニアリング(以下「IKE」)は2月20日、三井住友建設、伊田テクノスおよびクリーン工房と共同で、埼玉県比企郡鳩山町におけるごみ焼却施設建設と運営のプロジェクトを受注したと発表した。

新施設は埼玉県鶴ヶ島市と鳩山町を含む1市3町から排出される可燃性のごみをストーカ式焼却炉で処理し、1日130トンの処理能力を持つ。ごみ処理過程で得られる熱を利用して発電を行うなど、地球環境に配慮した効率的なエネルギーの回収を行っていく。

発注は1市3町が構成する埼玉西部環境保全組合が行い、IKEを代表として三井住友建設と伊田テクノスの3社が施設の設計と建設を共同で行う。2022年10月に予定されている施設完成後は、IKEがクリーン工房とともに設立したSPC(特別目的会社)が15年6カ月間運営にあたる。

安全な施設運営、災害時にも避難所として活躍
IKEによれば、グループが提出した安全および安定的な施設稼働、高効率な発電による環境への配慮、災害対策および災害時の施設利用などを含めた具体的な提案が今回の入札で評価され、受注につながったという。

同社はこれからも循環型社会の形成と地球環境保全を目指した事業を推進していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

IHI リリース
https://www.ihi.co.jp/ike/pdf/20180220.pdf

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