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2018-03-02 14:00

その他

住友重機、中部電力からバイオマス専焼発電設備を受注

タイナビNS
中部電力からバイオマス専焼発電設備を受注
住友重機械工業株式会社は3月1日、株式会社中部プラントサービスと共同企業体を設立し、中部電力株式会社より、バイオマス発電設備(出力:49,000kW)を受注したと発表した。

この設備は、中部電力の四日市火力発電所構内に建設の予定で、運転開始は2020年4月を予定している。なお、同社が電力会社からバイオマス専焼発電設備を受注するのは、今回が初めてとなる。

また同設備は、同社グループが国内外で490缶以上(グループ会社のライセンス供与分を含む)の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用している。

さらに、蒸気タービンで膨張した蒸気を再度ボイラヘ送って加熱した後、蒸気タービンへと送り込むことで高効率発電を可能とする再熱方式を採用した高効率なバイオマス専焼発電設備となり、地球温暖化対策の一つとなる再生可能エネルギー開発の発展を目的とした計画という。

主燃料には、木質ペレットとパーム椰子殻を用い蒸気タービン式により発電するものとなり、発電端出力は49MWとなる。

電力の安定供給と地球温暖化対策に貢献
なお、今回のボイラ採用について同社は、高効率バイオマス発電の分野では高いシェアを得ていて、この実績を評価されたことが採用に至ったものとみている。

同社は、今後も資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献するバイオマス燃料や低品位炭を活用した、小型~大型の高効率発電設備を提供することで、電力の安定供給と地球温暖化対策に貢献していくとしている。

(画像は住友重機械工業株式会社HPより)


外部リンク

住友重機械工業株式会社 プレスリリース
http://www.shi.co.jp/info/2017/6kgpsq0000003pp0.html

 



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