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2018-04-22 22:00
その他
関西電力、岐阜県飛騨市で「下小鳥維持流量発電所(仮称)」を建設

飛騨市に「(仮称)下小鳥維持流量発電所」を建設
関西電力株式会社は4月19日、同社が岐阜県飛騨市河合町に所有する下小鳥(しもことり)ダムにて、河川維持流量(ダム下流の景観保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量)を利用した「(仮称)下小鳥維持流量発電所」を、新たに建設すると発表した。同社は、2030年に50万kWを目標に再生可能エネルギー電源の開発に取り組んでいて、同発電所の建設は、積極的に取り組んでいる水力電源開発の一環と位置付けている。
下小鳥ダムの最大使用水量は0.64m3/s、有効落差100.41mとなり、また新たな発電所は、出力が480kWで、年間の発電量を254万kWhと見込んでいるほか、CO2排出量を年間約1,400t削減することが可能になるという。
この発電所建設は、平成31年11月に着工後、平成330年11月の営業運転を目指している。
関西電力が取り組んできた水力発電所は総計152箇所
なお、同社がこれまでに取り組んできた水力発電所は、世紀の難工事と言われた黒部ダムなどのほか、直近で2015年11月に運転を開始した「出し平発電所」を含め、総計152箇所となる。そして、これらの設備容量は全体で823万kW、発電量は約134億kWh/年になるという(2016年度実績)。
同社は、引き続きS+3E(安全性、地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用し、電気の低炭素化を加速させていくとしている。
(画像はプレスリリース添付資料より)
外部リンク
関西電力株式会社 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2018/0419_1j.html
(添付資料)「下小鳥維持流量発電所(仮称)の計画概要」
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2018/pdf/
「再生可能エネルギーへの取組み」
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/
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