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2018-06-07 22:00

その他

九州電力、V2G技術の実証試験を開始

タイナビNS
EVから電力系統に電気を供給
九州電力株式会社は、電気自動車(以下、EV)から電力系統に電気を供給するV2G技術の実証試験を開始することを、2018年5月31日に発表した。

2018年6月から開始予定
V2G技術は、現在急激に導入が進められている太陽光発電など再生可能エネルギーで問題となっている出力変動に対応する技術で、EVへの充電に加えて、蓄電された電力を電力系統に放出することで、電力需給の調節を行うものだ。

今回九州電力では、経済産業省資源エネルギー庁の「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業」の補助金を受けて、一般財団法人 電力中央研究所、日産自動車株式会社、三菱自動車工業株式会社、三菱電機株式会社とともに、V2G技術の実証試験を実施する。

実証内容としては「V2G機能を有する充放電ステーションの構築及び機能検証」「V2Gシステム(充放電制御量の指令や実績受信等)の構築及び機能検証」「EVの充放電制御量に関するポテンシャル評価、検証」などを行う予定だ。

実証は2018年6月から開始する予定で、九州電力では、今回の実証試験が低炭素社会の実現につながる取り組みとして実施するとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

九州電力 プレスリリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h180531-1.html

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