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2010-02-24 00:00

その他

ただものではない「紙」静かに拡大中、Stone-Paper Keeplus

eco
made from stoneな紙・・・知ってましたか?
環境意識の高まりからか、最近はエコ関連商品でも素朴な木の温もりを感じさせる物から、ほぼ原形を留めない物まで、様々な物を目にする機会が増えました。

その中でもびっくりしたのが、石から生まれた紙!

この紙を開発したのは台湾のTaiwan Lung Meng Tech Co Ltd 。世界48ヶ国で特許を取得、日本ではTBMが輸入販売を手掛けています。

この「石の紙」、細かく粉砕した石に少量の樹脂を加えて作るのですが、その製造過程において「洗浄」というプロセスがないために水を必要とせず、故に酸やアルカリ、漂白剤なども全く必要としないのだそうです。
従って排水も当然有り得ず、河川、環境の汚染も全く起こり得ない。



そもそもの原料である木材も使用しないことから、森林伐採等による環境被害や生態系破壊もない・・・たかが「紙」、されど「紙」、天晴れです。

そしてこの「石の紙」が静かな広がりを見せ始めています。

環境志向を追い風に
企業の「会社案内」やノベルティ、オリジナル商品や預金証書に。水に強いという性質を生かした利用もされているようです。更にはクラフト・デザインテクノロジーと提携、第1弾としてメモ帳を共同開発しました。

eco


「環境に優しい」を打ち出したい企業としても取り込みやすく、手触りは普通の紙と変わらないというエコな「石の紙」、活躍のフィールドは静かに拡大中です。


                  (編集部 環境草紙)

TBM(KeePlus)
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