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クラウドクレジット株式会社は9月25日、同日からメキシコ太陽光事業者支援シリーズの販売を開始すると発表した。このファンドシリーズは、メキシコ合衆国にて商業施設と住宅向けに太陽光発電システムの販売・設置を主要事業とするQ社向けの融資資金として活用されるとのこと。

メキシコの家庭では、電気料金の支払い体系が日本とは異なり、一定期間の電力消費量が所定の水準を超過した場合は、Domesticas de Alta Consumo（DAC、電気の高利用世帯）とみなされ、高額な料金体系に移行する仕組みとなっている。

またDAC向けの電気料金は、燃料価格の高騰を背景として年々引き上げられ、2017年11月には最大2.4％引き上げられているという。

Q社は、DACの料金体系が適用される世帯向けに太陽光発電システムを輸入・販売することで、家庭の自家発電を活用した省電力を実現するサービスを提供している。

メキシコは赤道が近く、日照時間が長いという自然条件から太陽光発電が盛んに行われていることから、Q社のサービスを導入した家庭は、使用電力の一部を太陽光発電で賄うことで電気料金を大幅に節約することができるとのこと。

Q社の販路は現在、顧客への直接販売のほか、太陽光発電システムの割賦販売サービスを提供するグループ会社の販売プラットフォームも活用するなど、順調に拡大している。

同社は今後、Q社にファンドシリーズとして資金を提供することで、個人投資家の資産拡大に寄与するだけでなく、再生エネルギーの活用を通じたエネルギー排出量の削減にも貢献していくとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

クラウドクレジット株式会社　プレスリリース
https://crowdcredit.jp/info/detail/260