• TOP
  • >
  • エネテク、太陽光・蓄電池・LPガスのハイブリッド発電システムを商品化決定
2019-11-06 20:00

その他

エネテク、太陽光・蓄電池・LPガスのハイブリッド発電システムを商品化決定

タイナビNS
ハイブリッド発電システム『EGGS』
株式会社エネテクは、2019年11月5日、ハイブリッド発電システム『EGGS』の商品化を決定したと発表した。

エネテクは、建設設備工事事業や再生可能エネルギー事業を展開している企業。『EGGS』は、太陽光発電設備と蓄電池にLPガス発電機を組み合わせて制御することにより、非常時の電源確保を低コストで実現するシステム。

蓄電池より大容量の電力供給を低価格で実現
エネテクではこれまで、太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせた省エネ・BCPソリューションを、企業や防災拠点施設などに向けて提案してきた。しかし現状としては、蓄電池のコストがネックとなって、導入の見送りや小容量の蓄電池導入となるケースが少なくないことを、同社は憂慮。この課題の解決策として、燃料式発電機との組み合わせを発案した。

燃料式発電機は、蓄電池よりも長時間かつ大容量の電力供給を、低価格で実現することができる。太陽光発電設備・蓄電池・燃料式発電機それぞれのメリットを生かした発電システムを、同社は検討。燃料式発電機には、燃料確保・劣化問題・環境性能・水害時の運転面などを考慮して、LPガス発電機を採用した。

停電時は、LPガス発電機により発電
『EGGS』では、通常時の昼間は太陽光により発電した電力を使用し、余剰分を蓄電池に充電する。日没時には蓄電池から給電を行い、不足分は電力会社から購入。停電時には、太陽光・蓄電池で不足する分についてはLPガス発電機により発電した電力を用いる。

エネテクは『EGGS』を、医療施設や介護施設などの施設やBCPを策定する企業に向けて、導入を提案していく予定。また2019年度内には、最初に導入されたシステムが稼働を開始する予定だという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

「LP ガス+太陽光 ハイブリッド発電システム(EGGS)」を商品化 - 株式会社エネテク
https://www.enetech.co.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook