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2010-03-13 18:00
その他
子供たちの未来と環境のために、リサイクル&基金設置 ノエビア

未来の環境のために・・・
化粧品大手の㈱ノエビアは、化粧品容器のリサイクルに取り組むことを発表した。回収は全国5ヶ所の直営店とボックス設置販売店で行い、植木鉢などのガーデニング用品へリサイクルされる。
回収実施店舗は「グリーンリサイクル」ステッカーを掲示して告知するという。
子供達たちの未来のために・・・
また同社は「ノエビア・グリーン基金」を設置、基礎化粧品フェア期間中の売上げの一部をアルピニスト野口健氏が支援する「マナスル基金」へ寄付するとした。
野口氏とは5月にも「母と子のための環境教室」を滋賀県で実施予定で、こちらは京都新聞社が主催、同社は協賛する。
同氏はこれまでもエベレストや富士山で清掃活動を行ってきており、小中学生等を対象に環境教室を開催している。
マナスル基金
ヒマラヤ山系マナスル峰の麓にある村サマガオンの子供たちの教育支援のために、同氏が設立した基金。清掃登山を行う中からこの地の村人たちと交流を深めた同氏だが、自給自足の村は貧しく、「何かできないか」との思いを強めていったという。「子供たちの教育が心配だ」という村人たちの声に応えて、同氏が設立したのが「マナスル基金」だ。
マナスルはサマガオンの村人たちにとっては、神の山。
その頂に足を踏み入れるということは、村人たちにとっては許しがたいこと。登頂を試みる日本人との間には確執もあったようだが、地道な交流を経て今では温かく迎えてくれる関係が築き上げられたという。

村の子供たちに「将来の夢は?」と同氏が問いかけた時、返事がなかったという。「夢」という概念自体がなかったこと、「選択肢」もないことに衝撃を受けたこと、そして村人たちの危機感からこの動きは始まったのだという。
化粧品から環境へ、化粧品から子供達へ、ノエビアの行動を通して伝えられることはきっとある。
(編集部 環境草紙)
外部リンク
株式会社ノエビア
http://www.noevir.co.jp/index.htm
プレスリリース
http://www.noevir.co.jp/new/ir_info/per40/100310a.pdf
NPO法人セブンサミッツ持続社会機構
http://www.noguchi-ken.com/ACTIONS/index.html
マナスル基金HP
http://www.noguchi-ken.com/ACTIONS/Manaslu.html
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