2010-03-31 00:00

電気自動車

高速道路もエコカー割引 政府が導入検討

eco
車種別の上限料金制度の導入でエコカーを割引
国土交通省が高速道路料金でエコカー割引の導入を検討していることが27日、明らかになった。

政府は6月にも、現在首都高速・阪神高速以外の高速道路で実施されている休日料金の上限を1,000円(無料化区間除く)とする制度を見直し、車種別上限料金制度の導入を目指している。

料金は、軽自動車1,000円、普通車2,000円、トラック5,000円とする案で検討中だが、その車種別の上限料金制度を、エコカーのみ軽自動車と同程度にする考え。

普通車とハイブリット車の区別が難しく導入が遅れることも
エコカー割引の対象になるのは、12年4月末までのエコカー減税期間に自動車重量税が免税となっている電気自動車やハイブリッド車。ただ、普通車とハイブリット車の違いが分かりにくい車種もあり、料金所で瞬時に判断するのが困難との意見も。

対象となるエコカーの所有者に事前登録をしてもらことや、エコカー証明書を交付して判別しやすくすることも検討しているが、自動料金収受システム(ETC)を利用している場合はその設定を変更する必要もあるため、ある程度の準備期間が必要。

6月までに準備をおえるのは難しいとの判断から、エコカー割引は遅れて実施する可能性もある。

外部リンク


国土交通省ホームページ
自動車重量税等の減免について
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000005.html
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