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2010-05-02 12:00
その他
メキシコ湾汚染、漁業・観光業に大きな痛手

大手石油会社BP、迅速な対策求められる
メキシコ湾の石油流出事故により甚大なる被害を被っている連邦および州当局は、大手石油会社BPに迅速かつ責任ある対応を求めている。内務長官ケンサラザールは、BPに対して、ルイジアナ沿岸に流出してきている原油を食い止めるためにも、いち早く流出元を封じるように要求している。また、被害を抑えるためには一刻の猶予もならないと事態の深刻さを訴えている。
まったくの想定外
強風と潮に押されて、原油は日々沿岸へと押し寄せてきている。しかし、それに対する対応策をBP側は持っていないと、地元議員は頭を悩ませている。環境影響学の権威であるハモンドイブ氏によると、このような大規模な石油流出に関する対応策はあらかじめ用意されていないという。というのは、石油リグではあらゆる防衛策がなされており、そこまで被害が拡大することはないと信じられているからだ。つまり、今回のことはまったく想定外だというのである。
なお、この事故によって、漁業や観光業にすでに被害が及んでいる。さらには、健康面にも不安が広がりつつある。オバマ大統領当局者は、地域の住民に注意を呼び掛け、また援助対策を講じている。
編集部 青空ひなた
外部リンク
Pressure grows for action by BP(washingtonpost)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/04/30/AR2010043002715.html?hpid=topnews
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