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2010-05-16 13:00

その他

鉱山労働、劣悪な労働条件(南ア)

南アフリカ
企業の横暴
炭鉱などでの労働は想像を絶する重労働だという。ただ、危険を伴う仕事であることは今も昔も変わりないが、条件ははるかによくなってきているという。しかし、アフリカでは、まだまだ昔のままの理不尽で厳しい労働形態が残っているようだ。

南アフリカの資源監視委員会は、南アフリカの鉱業会社は政府の法の穴をかいくぐり、労働者に対して傍若無人な振る舞いをしていると報告した。それによると、南アフリカの会社は、西側諸国やアジアに属する会社でたびたび見られる基本人権を無視したような雇用の仕方も行っているという。

現在、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエ、コンゴなどの国々に、南アフリカの会社が採鉱に入っているが、そのどれも雇用状態はけしてよいものとはいえないとの調査結果が出た。
政府の努力実らず
南アフリカ政府は労働条件改善の努力を続けているが、残念ながら、実際には企業にはそれが浸透していないのが現状のようだ。

編集部 青空ひなた

外部リンク

Responsible Mining Companies?
http://allafrica.com/stories/201005120992.html
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