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たとえば、日本政府が財政立て直しのために、国内の山や森を切り開こうという案を打ち立てたら、日本人はどのような反応を示すのだろうか？

実際に、その状況にあるのが南半球の島国ニュージーランドだ。現在、自然保護区の採掘を実施しようとしているＮＺ政府と国民の間で白熱の戦いが繰り広げられている。

開発のための国民調査を行ったところ、30%の国民が特に不安や不満を感じていないのに対し、46%が強い嫌悪感を感じていると答えているという。また、60%の人々が、採掘によって国が満足いくだけの利益を得られなければならず、関係企業体には多額の税金をかけるべきだとの意見を述べている。ちなみに、現時点では政府は1.5~2%程度のロイヤリティしか得ていない。そんな程度では、到底国民を納得させることはできないだろう。さらに、計画を熟考することが求められることになるのは間違いない。

編集部　青空ひなた

外部リンク

Nearly half of Kiwis against mining - survey
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10646971