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史上最悪の被害を出しているメキシコ湾の石油流出惨事を受け、緑のリーダーとして名高いロシア大統領ドミートリー・メドヴェージェフは環境災害国際基金を立ち上げることを提案している。

大統領は今回のメキシコ湾問題を非常に重要にとらえており、また誰もがこれほどの規模を予測できなかったことを指摘している。そして、いかに巨大企業や経済大国であっても支払いきれないほどの想像を絶する額の被害となっていることを重んじ、基金の必要性を説いている。

つまり、到底支払い不可能な一組織の責任を追及するのではなく、世界が一丸となって地球を救うことを考えるべきだということだ。

また、ロシアは諸外国と比較して、環境保護に対する意識が低いことを認めた上で、環境問題に積極的に参加する機会を与えるようにしたいという趣旨もあるという。なお、大統領は今月カナダで開かれるG20サミットでこのことを議題にあげると述べている。

編集部　青空ひなた

外部リンク

Medvedev urges global eco-disaster fund
http://nz.news.yahoo.com/a/-/world/7351451/medvedev-urges-global-ecodisaster-fund/