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2010-09-15 09:00
その他
名門大洋フェリー 「太陽光発電システム」などを船舶に搭載

船舶向け太陽光発電システムとしては世界最大級
大阪南港-新門司港間でフェリーを運航する名門大洋フェリーは、太陽光発電システムと陸上電力受電システムを同社のフェリー「ふくおか2」に試験搭載している。設計・施行を行ったのは寺崎電気産業。両社によると、船舶向け太陽光発電システムとしては世界最大級で、陸上電力受電システムは国内初とのこと。
これらによって、船内発電機の燃料消費量を年間約9万9,000リットル、約6.8%削減。CO2排出量も年間約290トン削減可能という。
船舶への太陽光発電システムと陸上電力受電システムの試験搭載は、国土交通省の2009年度「内航運航合理化・利便性改善実証実験」として計画。
フェリー「ふくおか2」に搭載された太陽光発電システムは、発電出力50キロワット。船内電気系統に直結して消費電力の一部をまかなう。
陸上電力受電システムは、停泊中は船内発電機を完全停止して、陸上から供給される最大650キロワット、AC6600ボルトの高圧電力を甲板に設置されたケーブルリール経由で受電し、荷役作業などに使用する。船内発電の電力と陸上電力は、無停電で切り替え可能。
【minastirith 執筆】
外部リンク
■ 大阪~九州の船旅は【名門大洋フェリー】
http://www.cityline.co.jp/
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