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岐阜県大垣市と安八町を結ぶ県道大垣江南線（総延長２・４キロ）の建設予定地の田んぼに、事前の生態調査で発見されたのが絶滅の恐れのある「ナゴヤダルマガエル」でした。

（画像はイメージ）

県大垣土木事務所は10月6日、県職員や工事関係者ら55人でたもを片手に、約3時間で計764匹を捕まえ、建設予定地外の田んぼに逃しました。引越し先の田んぼには事前に準備していた高さ30センチの柵により、他のカエルの侵入を防いでいます。

トウキョウダルマガエルの亜種である「ナゴヤダルマガエル」は、トノサマガエルと生息場所が重複しており、水田などに生息しています。近年は開発による繁殖地の減少などで、環境省のレッドリストに絶滅危惧（きぐ）種ＩＢ類に指定されています。

外部リンク

中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20101007/CK2010100702000105.html