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2010-11-26 12:00

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まさに「モデル」となるか~トヨタ、環境技術への取り組み計画を公表

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トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2010年11月19日、電気をはじめとした代替エネルギーの利用促進による石油消費の抑制、CO2排出量の削減を目指したエコカーの開発・投入計画や次世代二次電池の研究成果など、今後の環境技術への取り組みを公表した。

具体的には、エコカーについて、今後2年程度の期間での、ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の新商品投入モデル数や目標とする価格を明らかにした。

また、電気自動車(EV)については、2012年の市場投入に向け開発を進めており、市販車の『iQ』をベースとしたEVの試作車を公開した。なお、テスラモーターズと共同開発した『RAV4 EV』は、開催中のロサンゼルスオートショーに出展している。

また、水素を利用し電気エネルギーに変換して走行する燃料電池自動車(FCV)は、セダンタイプの新型モデルを開発し、市場投入を見込む2015年頃には、車両価格を大幅に引き下げることを目指すとのこと。

さらに、これら電動モーターで駆動するエコカーの幅広い普及の前提として、革新的な高性能化が不可欠とされる電池については、リチウムイオン電池の性能を遥かに超える次世代二次電池に関する研究成果を明らかにした。

全体の変革には、ボトムアップがよいのか、トップダウンが適するのか。その成果を左右するのは、間違いなく当事者である一般の人たちの意識が「変わる」ことではないだろうか。自分だけはいまのままで、世の中だけ良くなってもらいたいといった気持ちは誰にでもあるのだろうが、一歩踏み出すことで、社会の一員である意識を見つめなおすべきであろう。

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