エネクトニュース

みずほ銀行が、住宅ローンの利用で1.4トン相当のCO2排出権を国に寄付するという、ユニークなサービスを行うことを発表した。対象となるのは「みずほ住宅ローン」と「みずほ買い替えローン」の2種類。

これは『＜みずほ＞エコサイクル』の一環で、利用には太陽光発電やオール電化など、環境に配慮した住宅の購入や買い換え、リフォームをした場合に、それらを証明できる契約書やチラシ等の資料が必要になる。

受付期間は明年1月4日から2月28日のローン契約分までで、借入期限は5月31日借り入れ分までとなっている。みずほ銀行はこうした条件を満たした借り入れに対し、1件ごとに1.4トン相当のCO2排出権（国内クレジット）を契約者に代わって購入し、国へと寄付をするという仕組み。

この際に顧客の負担の発生はなく、また国以外への転売や譲渡なども行われない。最終的には、顧客のもとへ国に排出権の寄付をしたことがきちんと連絡される。環境意識の高まりをつかんだ、きわめて興味深い試みと言えそうだ。

編集部　　宗近　明

外部リンク

みずほ銀行
http://www.mizuhobank.co.jp/

みずほ銀行新商品・新サービスのご案内：
『住宅ローンのご利用で、CO2の削減しませんか？』
http://www.mizuhobank.co.jp/loan/info/eco_housing.html