- TOP
- >
- 融雪剤も環境に優しい時代!! 日本初がANA函館空港で
2011-02-01 17:00
その他
融雪剤も環境に優しい時代!! 日本初がANA函館空港で

日本初の航空機用融雪剤
デュポン株式会社と関東化学工業は、日本で初めてとなる植物由来の航空機用融雪剤が、ANAの函館空港で採用されたことを発表した。『DFサステイン』と名付けられたこの航空機用融雪剤は、米国デュポンと英国の会社による合弁会社『デュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ』が製造した、Susterraプロパンジオール等の材料を用い、英国キルフロスト社によって開発されたもの。
※ 画像はイメージ
氷点下40度でも活躍
日本では関東化学工業が輸入販売を取り扱っている同商品だが、特にSusterraプロパンジオールは環境性能が高く、植物の糖から製造される100%植物由来のもので、通常使われる石油由来のプロピレングリコールと比較して、温室効果ガスを40%削減することが可能。さらに氷点下40度でも性能を維持するという、商品としても高い能力を誇っている。今回供給が発表されたANA函館空港では、航空機用融雪剤を年間で30t前後使用しているが、この商品によって約42.4tにのぼるCO2の排出抑制が見込まれている。
編集部 宗近 明
外部リンク
デュポン ニュース:
『植物由来の航空機用融雪剤が日本で初めて採用に』
http://www2.dupont.com/DuPont_Home/ja_JP/assets/pdf/NewsEvents/2011.01.27Tate&Lyle.pdf
関連する記事
-
2012-06-24 14:00
-
2012-05-26 16:00
-
2012-04-03 12:00
-
2012-02-16 23:00
-
2012-02-13 12:00