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株式会社山善は、賃貸アパートのオーナー（経営者）に対して、自社が設置した発電設備について、一定割合で発電量を保証するサービスを7月4日より開始すると発表した。


山善によると、サービスの背景にあるのは、現行の「余剰固定買取制度」における賃貸アパート向け太陽光発電システムの投資メリットを最大化することだという。

アパート物件での太陽光発電システムの投資には、「余剰固定買取制度」で最大の売電単価42円となる設置容量10kw未満という条件の上限に近い設置が期待できる、ごく少量の自家消費を組み合わせることにより最大限の余剰売電力量とそれに準じた売電額を獲得することが可能、10kw未満のシステムは各太陽光メーカーの10年製品保証の対象となるという大きなメリットがある。

一方で、賃貸アパートのオーナーにとっては、設置後に新たに発生する日陰や温度変化など、製品不良や施工不良以外の原因による発電量の低下がリスクとなる。山善によると、こういった長期投資に見合うリスクヘッジを目的とし、今回の新サービスを開発したという。なお、このサービスは業界初の試みとなる。

山善は、リスクヘッジを行い、より安心して安定した投資環境を提供することで、「積極的な太陽光発電への設置を促していける」としている。

外部リンク

株式会社山善　ニュースリリース
http://www.yamazen.co.jp/japanese/company/backnumber/node_5330