エネクトニュース

株式会社阪急阪神ホテルズは、東日本大震災の影響による電力不足が懸念される今夏の対応策を発表した。クールビズの導入、LED照明への切替え、うちわ制作・配付などの取り組みを、グループ直営ホテルにて自主的に行っていく。


各対策の具体的な取り組み例も発表された。まず、クールビズ導入については、直営ホテルのフロント・レストランにて従業員制服をノーネクタイや半袖シャツ・半袖ブラウスなどに切り替えていく。これにより、冷房にかかる電力を削減することを目指すという。（ホテルにより、現行通りの制服を着用する場合もある）

次に、阪急阪神ホテルズの9つの直営ホテルのうち、管球交換が可能な照明から順次、LED照明に交換していく。LED照明交換にかかる費用は総額4,500万円。この投資により、全ホテルの約17％の照明を交換する。阪急阪神ホテルズの発表によると、LEDへの交換により照明による電力使用量は年間約30％削減され、全ホテルの総電力使用量では約4.5％の節電に繋がるという。

最後に、阪急阪神第一ホテルグループ特製のうちわの制作・配付を行う。制作されるうちわは約6万枚となり、ホテルで開催されるビアガーデンやイベントにて配付し、節電を呼びかけていくという。

外部リンク

株式会社阪急阪神ホテルズ　ニュースリリース
http://www.hankyu-hotel.com/hhd-group/hankyu/upimg/news/corp/20110708-51.pdf