2011-09-30 12:00
電気自動車
日立、電気自動車用の急速充電システムを「横浜三井ビルディング」に導入

電気自動車用の急速充電システム
株式会社日立製作所は、「横浜三井ビルディング」に、電気自動車用急速充電システムを納入することを発表した。CASBEE最高ランクに認証された「横浜三井ビルディング」へ
今回、納入される「横浜三井ビルディング」は、三井不動産株式会社が2012年2月の竣工に向けて開発中の「みなとみらい21地区」におけるフラッグシップタワーとなるオフィスビル。この建物は、横浜市の環境性能格付制度「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)横浜認証制度」の最高位であるSランクに認証されているなど、環境への配慮が高い。このような、環境に配慮した街づくりをめざす三井不動産の取組みの一つとして、電気自動車の快適な利用環境の整備のために導入に至ったという。利便性の高い充電システム
この充電システムは、10月1日より発売開始となる。システムの特長は、電力を交流から直流に変換するコンバータ盤と充電を行うスタンドを分離できること。例えば、コンバータ盤を地下に、スタンドのみを駐車場に設置するなど様々なレイアウトが可能となり、限られたスペースでの利便性が高い。また、コンバータ盤1台で最大4台のスタンド設置が可能。さらに、1スタンドあたり最大60kWの出力を15kW単位で設定することができるので、空いているスタンドの余剰供給電力を他のスタンドに振り分け、出力を上げることで、充電時間を短縮もできるなどの利便性の高さ・効率的な運用も特長といえる。
今後、日立は、これらの機能・特長を生かし、短時間での電気自動車充電ニーズが高いであろう大型駐車場併設のショッピングセンターや自治体・公共施設、カーシェアリングステーション、高速道路のサービスエリアへの導入を推進し、2012年度に120台の販売を目指していく。
外部リンク
日立製作所 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2011/09/0922.html
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