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丸紅株式会社は、洋上風力発電事業に出資することを発表した。出資の対象となるのは、デンマークの大手総合エネルギー会社DONG Energy A/S（以下DONG社）が100%出資する172MWの発電容量を有するガンフリート・サンズ洋上風力発電。今回の出資において、丸紅は権益49.9％を取得することで基本合意したという。ガンフリート・サンズ洋上風力発電は、2011年度第三四半期中に取得手続を完了する予定である。


今回の丸紅の出資は商業運転中の洋上風力発電事業への本格出資として、日本企業として初の参画となる。丸紅は、今回の出資において、洋上風力の分野で世界シェア第1位（28％）のDONG社をパートナーとした。丸紅は、今回の出資をから洋上風力発電の開発や操業のノウハウを吸収し、今後、ヨーロッパのほか、将来、洋上風力発電事業が本格化することが予測あれる北米や日本などの市場への投資を検討していくという。

また、丸紅は、現在、グーグル社等と共同で、アメリカ中部の大西洋岸地域における洋上風力発電用の大規模海底送電線事業を開発中。今後も、電力事業における新規分野への取組を積極的に推進していくという。

外部リンク

丸紅株式会社　ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2011/110902.html