エネクトニュース

ソフトバンク、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ウィルコムから成るソフトバンクグループは、今年7月1日から9月9日の期間、全国のオフィスビルにおいて節電対策を実施し、本社オフィス消費電力を前年比で約39％削減したことを発表した。


今回の節電は、夏季の電力供給不足に対応することを目的と行われた。ソフトバンクグループが取り組んだ主な節電対策のうち、特に注目するのはiPadやクラウド環境の活用。

これは、電力使用のピークタイムとなる平日13時～16時に、オフィス内のパソコンの電源を切り、全社員に貸与されているiPadを活用した業務を推奨するというもの。また、全社員のパソコンをクラウド環境に切り替えることで、OA消費電力の削減につながったという。

その他、オフィスの職場環境として、エアコン28℃に変更したり、空調効率向上のためにサーキュレーターや扇風機を導入。また、照明の間引きやLEDデスクライトの配布にも取り組んだ。もちろん、クールビズにも積極的に取り組み、Ｔシャツやポロシャツ等での勤務を認めているという。

ソフトバンクグループでは、今後も、オフィス消費電力削減や災害時における事業の継続のために、iPadやクラウドを継続していくと発表している。セキュリティの確保とともに、時間・場所を問わずに業務ができるソリューション・デバイスを活用していくという。

その他、空調の設定や照明の間引きやドレスコード緩和についても継続して行っていくという。

外部リンク

ソフトバンク　ニュースリリース
http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2011/20110914_01/