2011-10-02 12:00
太陽光発電
東芝、イタリア・ローマのスマートグリッドシステムを受注

ローマ市配電・水道公社からスマートグリッドシステムを受注
東芝は、イタリア共和国ローマ市配電・水道公社であるアチア社(ACEA Distribution S.p.a)から太陽光発電システムや蓄電池などから構成されるスマートグリッドシステムを受注したことを発表した。今回の受注は、東芝のグループ会社であるアンサルドT&D社によるもの。今後、12月から据付を順次行い、12年春までに運用を始める予定。東芝、イタリアを中心にスマートグリッド事業拡大
今回、納入するシステムは10kWの太陽光発電システム、蓄電池として45kWhの東芝製二次電池「SCiB」、電気自動車用給電スタンド、これらを制御するグリッド監視制御システム(μEMS)等で構成される。また、太陽光発電システムの発電状況と蓄電池の蓄電状況、充電スタンドの充電状況に関するデータをリアルタイムに送信するスマートメータも設置され、これについても東芝グループのランディス・ギア社製の製品が用いられる予定とされている。アチア社は、ローマ市のラフィネリエ変電所内において、この太陽光発電システムと蓄電池を有効活用して、電気自動車用充電スタンドに電力を供給していく。
東芝は、今後、ローマ市以外のスマートグリッド案件の拡販にも注力し、イタリアを中心として欧州でのスマートコミュニティ・スマートグリッド事業拡大に繋げていくと発表している。
外部リンク
東芝 ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_09/pr_j2603.htm
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