2012-10-25 13:00

太陽光発電

パリ初にして最大規模 集合住宅で太陽光発電

バティニョル
パリ最大の太陽光発電施設
10月19日、パリ17区のバティニョル地区に、パリで最大級となる太陽光発電施設が完成したことがわかった。

同施設は96kWcの発電能力を有し、同地区にて建設が進められているエコシティ、クリシィ・バティニョル内のマンションの屋根に太陽光パネルが設置されている。

パリ市によると、集合住宅に太陽光パネルが設置されるのはパリでは今回が初めてで、発電施設のメンテナンスと管理はSemavip社の子会社であるSolarvip社が請け負うことが決定している。仏紙20minutesが報じた。
パリの太陽光事情
Solarvip社は、パリおよび周辺地域における太陽光発電の推進と開発を行っているフランス企業で、バティニョルのエコシティの建設を行ったNexityと長期契約を交わしている。

パリでは、バティニョルの太陽光発電施設を上回る発電量を有するエコシティが2013年初頭までにパジョル地区に完成する予定で、近年、再生可能エネルギーへの転換が急速に進められている。

しかし、密集した住宅や不十分な光量などの悪条件が開発を後らせており、Solarvip社はパリ市と協力して解決策を模索している。

パリ市は、数年後までに合計20万平方メートルの太陽光パネルを市内に設置する方針だ。

外部リンク

Solarvip社 公式サイト
http://www.semavip.fr/solarvip/presentation/

パリ市 公式サイト
http://www.paris.fr/

Nexity 公式サイト
http://www.nexity.fr/

パリ最大の太陽光発電施設がオープン 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/1025910/
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