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E.L.ジェイムズの官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」がトイレットペーパーになろうとしている。

同小説の世界累計販売部数は6300万部を突破し、「ハリー・ポッター」を抜く大ヒットを記録している。映画化も決定しており、主婦層を中心に広がる空前の大ブームはまだおさまりそうにない。

しかし、そんな大人気小説をリサイクルしようという運動が英国で持ち上がっているという。Marcel Greenが報じた。
英国のニューキャッスルを中心に活動する女性保護団体、「Women in Need」は、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を激しく批判し、反対運動を行なっている。

団体が、同小説を焼却処分するため、ニューキャッスル近隣に住む女性たちに小説を団体本部に送るよう呼びかけると、この活動はメディアにて大きく取り上げられた。

しかし本の焼却に反発する声があがったため、小説をリサイクルし、トイレットペーパーにすることが決定した。

結果、環境保全と女性保護をテーマに、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の撲滅キャンペーンが展開された。

だが、最終的に本部に送られてきた本は24冊のみ。

小説のように「空前の大ブーム」にはならなかったものの、集められた本はトイレットペーパーに無事リサイクルされたという。

外部リンク

E.L James　公式サイト
http://www.eljamesauthor.com/

リサイクル、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイがトイレットペーパーになるとき Marcel Green
http://www.marcelgreen.com/article/Recyclage