2012-12-13 22:00
エコ
クリスマスツリーを捨てないで!もみの木のレンタルサービス

ツリーのレンタルサービス
クリスマスまで残すところ10日あまり。イルミネーションが街を彩り、クリスマスツリーがいたるところに飾られている。フランスでは、プラスチック製ではない本物のクリスマスツリーを飾る家が多く、スーパーやクリスマスマーケットなどで、大小さまざまな形のもみの木が販売されている。
しかし、これらのツリーはシーズン後には捨てられてしまう。
2009年に設立されたEcosapin社は、この問題点に着目。クリスマスツリーのレンタルサービスを開始したところ、スイスで大人気となった。
そして今年、もみの木のレンタルサービスがフランスでも芽を出そうとしている。仏紙20minutesが報じた。
Ecosapin
24歳のブノワ・ヴィロ氏は今年、スイスに本社を置くEcospain社の協力を得て、レンタルツリー事業を開始した。各家庭にクリスマスツリーを貸し出し、数週間後に回収。その後、もみの木は植え直され、翌年にまた使用される。
クリスマスツリーは鉢植えに入れられ、郵送で受け取ることができる。返却する際も、回収業者が玄関まで取りに来てくれる。
ヴィロ氏は、現在400本のもみの木を保有しており、主にパリ市内とその近郊にレンタルしている。
運送の際に排出されるCO2を削減するため、本社からほど近いパリ市にのみ配送を行っているが、今後は農場を増やし、フランス南部にも事業を拡大する予定だ。
クリスマスツリーのレンタル料金は、通常の販売価格の2倍から3倍と高値だが、環境保護に敏感な消費者の間で早くも話題となっている。
フランスでは毎年、約500万本のもみの木が販売されている。レンタルサービスの需要はこれからも高まりそうだ。
外部リンク
Ecosapin 公式サイト
http://www.ecosapin.ch/2012/fr/
クリスマスツリーをレンタルして、植え直す 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/1062367/loues-etre-replantes
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