2012-12-13 10:00
電気自動車
エレベーターのような「無人」電気シャトルバス!スイスで実用実験スタート

運転手不要のシャトルバス
フランスのInduct社により開発された無人電気自動車の実用実験が、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(以下EPFL)にて始まった。同電気自動車の名前は、Navia。全自動式のミニシャトルバスで、運転手は不要だ。
安全装置が装備されているため、障害物の回避や一時停止なども自動的に行うことができる。
Naviaは現在、EPFL内のキャンパスを行き来しており、学生の教室移動などに活用されている。Enerzineが報じた。
エレベーターのような電気自動車
Naviaは8人乗りで、最高時速は20kmとなっている。利用者は、Navia専用スタンドもしくはスマートフォンアプリを使ってNaviaを簡単に「呼びよせる」ことができる。行き先は、車内にあるタッチパネル画面で選択し、設定する。
NaviaにはGPSや3Dカメラなどが装備されており、360度、半径200メートル内にあるあらゆる情報をキャッチし、解析することができる。
また、半径50メートル以内にある障害物については、固定されたものか、移動するものか判断することが可能で、自動的に回避もしくは停止する。
Induct社の創設者であり社長のピエール・ルフェーヴル氏は、同自動車について、
Naviaは、水平に動くエレベーターのようなもの
と説明し、EPFLで実施されている実用実験で得られた情報と課題をもとに、Naviaの商用化にむけた開発を進めていくことを明かした。
外部リンク
Induct社 公式サイト
http://induct-technology.com/
EPFL 公式サイト
http://www.epfl.ch/
運転手のいらない電気シャトルがスイスのキャンパスに登場 Enerzine
http://www.enerzine.com/1036/14927+une-navette-electrique
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