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2013-01-12 13:00

その他

米Google、11件目の再エネ投資はテキサス州 - 2ギガワットの生産量確保へ

風力発電
ターゲットは「テキサス西部の風力発電所」
米Googleは、現地時間で2013年1月9日に、米国テキサス州の再生可能エネルギープロジェクト「Spinning Spur Wind Project」に対して、約2億ドルを株式投資したことを同社公式ブログで発表しました。

今回投資の対象となった「Spinning Spur風力発電所」は、2012年2月に着工し、12月末に商業稼働を開始した施設で、発電容量は、161メガワットとなり、約6万世帯の電力消費をカバーできるといわれています。同社は、じゅうぶんに採算が取れると自信を見せてもいるようです。

今回の投資案件を加えて、2010年以来の同社における再生可能エネルギー投資件数は、11件となり、トータルの発電量は、2ギガワットに達するとのことです。

一枚の「絵」が語る未来
また、同ブログでは、今回の株式投資の詳細について述べた後、一枚のイメージ図を掲載しています。「Investing in Clean Energy」と題された“未来図”には、同社がこれまで積み上げてきた2ギガワットの再生可能エネルギーが、社会にどれだけ寄与するかが描かれており、例えば、「年間50万世帯まかなえる」、または「一台の自動車で世界一周が19万回可能」、「ニューヨーク州、オレゴン州、ワイオミング州にある公立小学校を年間運営費用をまかなえる」など、具体的な数字とシンプルなGoogleカラーで、影響の大きさが表現されています。

米国の場合は、太陽光と風力だけでこれだけのエネルギーを生み出せるとのことですが、日本に翻ってみれば、ほかにも潮力や地熱など豊かな自然から享受できると期待されています。さまざまな要素を組み合わせてグランドデザインを描くことのできる時代は、間もなくということでしょうか。

外部リンク

Google 公式ブログ
http://googleblog.blogspot.jp/
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