2013-01-27 20:30
エコ
プジョー・シトロエン 空気で動く車を開発

空気で走る車
フランスの自動車メーカーであるPSAプジョー・シトロエンは1月22日、先進技術発表展示会において、「空気で走る車」を公開した。PSAプジョー・シトロエンによると、新技術の名称は「ハイブリッド・エア」。圧縮空気とガソリンエンジンが組み合わせられており、空気がバッテリーの役割を担う。
同自動車メーカーは、2016年までに「ハイブリッド・エア」を市販する計画であることを明かしている。Enerzineが報じた。
2020年までに50km/kmを目指す
PSAプジョー・シトロエンが発表した「ハイブリッド・エア」は小さなサイズであるため、小型車にも搭載することが可能である。モードは3種類用意されており、ガソリンエンジン走行、複合走行、そして圧縮空気のみを使用したゼロ・エミッション走行だ。
PSAプジョー・シトロエンは、シティドライブの60%から80%はゼロ・エミッション走行で補えるとしており、大幅なCO2削減が期待できる。
さらに、圧縮空気をバッテリーとして使用することで、リチウムイオンバッテリーなどの部品が不要となるため、従来のハイブリッドカーよりも安く自動車を提供できることも特徴だ。
PSAプジョー・シトロエンは、
2020年までに50km/リットルの低燃費車を実現するという目標に向けて、ハイブリッド・エアは重要なステップになる
と述べている。
外部リンク
PSAプジョー・シトロエン 公式サイト
http://www.psa-peugeot-citroen.com/
PSAプジョー・シトロエン プレスリリース
http://www.psa-peugeot-citroen.com/fr/au-coeur-de
PSA 空気で車を走らせる。ガソリンと空気 Enerzine
http://www.enerzine.com/1036/15187+psa-veut-rouler
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