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2013-01-28 12:30

蓄電池

ソニーが太陽光パネルに直接接続できる蓄電池を発売

蓄電池
工事を大幅に簡素化
ソニーは24日、商用電源のない環境でも、太陽光発電と組み合わせることで、「自立型蓄電システム」を実現できる、高容量6.0kWhの業務用蓄電池を3月1日から発売すると発表した。

従来の蓄電池は太陽光発電システムのブレーカー(配電盤)工事やパワーコンディショナー(交流変換器)など、設営時に複雑な電気工事が必要だったが、この商品はAC100V商用電源との接続だけでなく、太陽光パネルからの直接接続に対応しており、工事を大幅に簡素化することに成功した。

商用電源を得ることが困難な状況下でも、バッテリー残量分からの蓄電池本体の起動でき、太陽光発電との組み合わせで、"自立型蓄電システム"実現できることから、を建設現場や農業用ハウス、ロッジ、災害発生時の仮設住宅など、様々な場面での活用を見込んでいる。

無瞬断機能で非常時も安心
本商品はパソコンやタブレットを使ってエネルギー管理できるアプリケーションを標準搭載しており、蓄電池本体の充放電状況、各種設定や消費電力履歴の確認できるほか、夜間に充電した電力を昼間に利用するピークシフト・ピークカットなどを顧客自身が管理することができる。

また、停電などの非常時には、自動で瞬時に電力供給の切り替えを行う無瞬断機能(UPS)を搭載し、精密機器やIT機器の故障を防ぎ、大切なデータ保持と業務継続のためのPCやサーバー用電源として使用することができる。

10年以上の長寿命、高い安全性能、高出力といった特徴をもつオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を搭載し、価格はオープン価格、太陽光発電との接続には、別途、ソニー製の太陽光パネル充電器「IJ1001HSB」が必要となる。

外部リンク

ソニー│ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/
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