2013-02-15 10:00
エコ
リオのカーニバル 「おしっこ発電トイレ」で問題解決

おしっこ発電トイレ
ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルが、8日から11日まで開催された。10日には優勝を争う12チームによるパレードが行われ、盛り上がりをみせた。祭りの期間中、華麗なダンスと軽快な音楽でにぎわうリオデジャネイロであるが、実は「尿」に悩まされている。お祭り騒ぎにまみれ、道端で用を足す観光客や参加者が後を絶たないためだ。
そこで今年から導入されたのが、「おしっこ発電トイレ」だ。90万人ともいわれるカーニバル客の尿でフロート車を発電する試みが行われた。20minutesが報じた。
尿でバッテリー充電
「おしっこ発電トイレ」は、ダイナモ発電式で、尿によりバッテリーを充電することができる。同トイレは、イパネマ海岸に設置された。トイレで発電された電力は、パレードに登場するフロート車に使用され、カーニバルに花をそえた。
新しいエコトイレを考案したLucas Tristao氏は、
トイレに行く人が多ければ多いほど、カーニバルを続けられる
と話している。
リオデジャネイロ市は、このユニークなアイディアが参加者の環境・衛星に関する意識を高め、尿問題の解決策になることに期待をよせている。
外部リンク
リオデジャネイロのカーニバル 公式サイト
http://www.rio-carnival.net/index.php
リオのカーニバル 尿で動くフロート車 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/1099989/carnaval-rio
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