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グリーンピースは2011年より、有害化学物質の使用禁止と環境保護を各国のアパレルメーカーに呼びかけている。

有害化学物質ゼロにむけた運動、「デトックス・キャンペーン」は、日本企業としては初めてユニクロを展開するファーストリテイリング社が協力を表明したことで話題を集めた。

Zegreenwebによると、グリーンピースはフランスおよびイタリアの一流ファッションブランドにアンケートを依頼。環境保護への取り組みや企業の透明性を評価し、エコ・ランキングを制作する。
H＆Mやユニクロ、ナイキに続き、グリーンピースが目をつけたのは、世界に多大な影響力を持つ一流ブランドだ。

すでにディオールやルイ・ヴィトン、ジョルジオ・アルマーニがアンケートに回答している。

アンケートは皮、包装用紙、そして水汚染に関する25項目からなる。洋服などに危険化学物質を使用しているか否か、また森林保護を行っているかなど、詳しく審査される。

アンケートに協力しなかったブランドは、自動的にエコ・ランキングの最下位に落とされる。現在、シャネル、エルメス、プラダなどから回答を得られていないという。

一方ヴァレンティノは、有害化学物質の使用を禁止するとともに、森林破壊ゼロを目指した取り組みを行っていくと発表した。

環境意識の高い消費者が増えていることから、ランキングは一流ブランドのイメージを左右する。グリーンピースは、今後も有害化学物質ゼロにむけた運動をすすめていく。

外部リンク

グリーンピース　公式サイト
http://www.greenpeace.org/japan/ja/

グリーンピース　一流ブランドもランキング Zegreenweb
http://www.zegreenweb.com/sinformer/greenpeace-evalue