エネクトニュース

米国の薬局チェーン店であるWalgreensは3月7日、同社初となるゼロ・エネルギー店舗を国内に建設することを発表した。

Walgreensは、地球温暖化への対応策としてWalgreens Net Zeroプログラムを始動。店舗で消費されるエネルギーを店舗自身が生産できるよう、再生エネルギーを導入していく。

同社はプレスリリースにて、第一弾としてイリノイ州エバンストンにゼロ・エネルギービルを建設することを公表した。

Walgreensは、米国を代表する薬局チェーンの1つで、現在計8071店舗を全州で展開している。GNTが報じた。
Walgreens Net Zeroプログラムの第一号店には、太陽光パネル、風力発電機、地熱発電機が設置される。

また、店舗のエネルギー効率をあげるために、店内の照明にはLEDが使用されているほか、建物には断熱効果の高い素材が使われている。

結果エバンストン店は、予想年間消費電力量20万kWhに対し、年間26万5000kWhの電力を生産することができる。あまった電力は、駐車場、もしくは近隣店舗で使用される。

Walgreensは、ゼロ・エネルギー店舗を今後米国各地で展開していく予定で、第一号店に期待が集まっている。

外部リンク

Walgreens　公式サイト
http://www.walgreens.com/

Walgreens　プレスリリース
http://news.walgreens.com/article_display.cfm?article_id=5717

Walgreens　初の自立エネルギー供給店舗へ GNT
http://www.generation-nt.com/walgreens-vers-premier