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2013-03-16 15:00

太陽光発電

シャープ、関西国際空港の工事跡地でメガソーラー稼働

メガソーラー
開発から運営まで
シャープは3月7日、同社と芙蓉総合リースが共同出資する合同会社 クリスタル・クリア・ソーラーが、3月1日に大阪府泉南郡岬町で「シャープ多奈川太陽光発電所」の商業運転を開始したと発表した。

発電所は、シャープが合同会社から委託を受けて建設し、発電事業の運営まで実施するもので、シャープとしては日本国内でメガソーラーの開発から建設、運営までを行う最初の案件となる。

出力規模は約2.7MW、年間予測発電量は一般家庭の年間消費電力量約820世帯分に相当する約296万kWhを見込んでいる。

工事跡地の公園に
建設場所は関西空港第2期工事の土砂採取跡地に整備される「岬町多奈川地区多目的公園」内の約3万3000m2の敷地で、この公園は大阪府と岬町が整備を進めている多機能型公園。

工事跡地の整備は2006年度~2012年度の7年計画で進められ、多目的公園は2013年4月から「いきいきパークみさき」としてオープンする予定となっている。

発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して全量を関西電力に売電する。

公園内には豊田通商と東京電力の合弁事業であるユーラスエナジーも、10MWの規模で8月から大規模太陽光発電所の運転を開始する予定だ。

外部リンク

シャープ|ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/
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