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従業員わずか5人の小さな会社が開発した太陽光パネルが注目を集めている。

仏企業であるHelioclim社は、2011年4月に発表した太陽光パネル、「La start up」にさらなる改良を加え、エアコンに電力を供給できる軽量で、画期的な太陽光システムを開発することに成功した。Industrie＆Technologiesが報じた。

円形放物面鏡により集光し、水を200度まで熱することのできる太陽光パネルは、宇宙からやってきたような現実離れした印象を与える。

それもそのはず、Helioclim社の3人の創設者は、人工衛星の設計を行っていたエンジニアであった。

平らな鏡に比べて太陽光を集めやすい円形鏡は、重く、設置に時間がかかることから避けられてきたが、Helioclim社により、

が誕生した。
「La start up」は2011年4月に初めて発表され、注目を集めた。

しかし、単なる太陽光パネルに留まらず、Helioclim社は改良に改良を重ね、冷房および暖房を行うエアコンに電力を供給できる太陽光発電システムを開発した。

Helioclim社によると、同エアコンはスーパーなどの第三次産業を行う建物に適したシステムとなっており、2013年よりパートナー企業の協力を得て試験的な使用が開始される。

外部リンク

Helioclim
http://helioclim.fr/

Helioclimが、太陽エネルギーを利用したエアコンを開発 Industrie＆Technologies
http://www.industrie.com/it/helioclim-developpe-une-climatisation-a-partir-d-energie-solaire.13044