エネクトニュース

4月17日にLes Echosが報じたところによると、フランス政府の洋上風力発電プロジェクトの落札企業が決定した。
同プロジェクトは、EDF Evergies NouvellesやArevaなどの仏企業が中心となって行う予定で、デンマークやスペインの外国企業も参加し、フランスの未来のエネルギー建設に貢献する。
洋上風力発電のシステムは、風力を利用しタービンを回し、電気を供給する通常の風力発電と同様のものとなっている。

しかし、風の強い海岸に発電機を設置することで、より多くの安定した電力を生み出すことできるため、近年注目を集めている再生可能エネルギーである。
フランス政府の洋上風力発電プロジェクトの建設工事は、フランスの5か所の海岸にて、2012から2020年にかけて行われる。

合計して600機の発電機が建設される予定で、総発電量は最高3000メガワット。プロジェクトには300億ユーロの投資が決定しており、新たなグリーン・エネルギーに対するフランス政府の関心の高さを表している。

さらに、産業エネルギー大臣であるエリック・ベッソン氏は、同プロジェクトにより約1万名の直接雇用が生み出されるとし、経済的な効果も期待されている。

外部リンク

フランス産業エネルギー庁
http://www.industrie.gouv.fr/

再生可能エネルギー、洋上風力発電のかけ　Les Echos
http://lecercle.lesechos.fr/economie-societe/energies-environnement/energies-renouvelables/221145808/energie-renouvelable-pari-e