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2012-05-05 20:00

その他

2022年にはエネルギー不足に?ドイツ、再生可能エネルギー開発に急ぐ

ドイツ
ドイツ、難題につきあたる
2012年5月2日、ドイツでエネルギー会議が行われ、10年後にドイツがエネルギー不足に陥る可能性が指摘された。

ドイツでは2011年6月に全原発の廃止が閣議決定され、再生可能エネルギーの開発が急ピッチで行われてきたが、ここで難題に衝突した。EurActivが報じた。
No More Fukushima
2011年3月11日に起こった福島原発事故が世界に与えた影響は計り知れない。ドイツもその例外ではなかった。

もともとは原発推進派であったドイツのアンゲラ・メルケル首相は脱原発を決定し、再生可能エネルギーへの転換について、
ドイツにとっては大きな挑戦だが、未来への巨大なチャンス

であると語った。
エネルギー危機
しかし、5月2日に行われたエネルギー会議にて、電力会社や発電所建設企業より、2022年にドイツがエネルギー不足に陥る危険性を指摘する声があがった。

最悪の場合、電子力発電機15機に値する電力量が不足することが予想され、2022年までに原子力発電から脱却するという目標に暗雲が漂いはじめた。

2日の会議で、マルケル首相は、補助金の追加を求めるガス発電所や高圧電線工事の要望に応じた様子はなかったが、5月末に各県の責任者を集め、再度エネルギー会議が行われる。

再生可能エネルギーの開発が各国で進み、グリーンエネルギーに切り替えが行われていく中、ドイツの今後の進展に注目が集まっている。

外部リンク

ドイツ連邦共和国 公式サイト
http://www.bundesregierung.de/Webs/Breg/EN/Homepage/_node.html

ドイツ、エネルギー不足になる危険が Euractiv
http://www.euractiv.fr/ans-allemagne-risque-manquer-electricite-article
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