2012-05-13 10:00
太陽光発電
100%太陽光エネルギーのSolarWorldGT、ただいまヨーロッパを走行中

世界初の挑戦は順調に「走行中」
2012年5月11日にL'Alsaceが報じたところによると、ドイツの太陽電池メーカーであるソーラーワールド社とボーフム技術専門大学が共同で開発したソーラーカーが、まもなくフランスに到着する。100%太陽光エネルギーを使用した世界一周が成功すれば、ソーラーカーの最長走行距離を打ち立てることになり、太陽光エネルギーの可能性を示す機会となる。
SolarWorld GT
SolarWorld GTは、2011年10月16日にダーウィンから出発し、オーストラリアとニュージーランドを横断後、アメリカに渡った。現在は、ヨーロッパに足を踏み入れ、アルプスを走行中である。SolarWorld GTは、4輪の2人乗電気自動車で、わずか260kgの軽量設計となっている。屋根には3平方メートルにわたり太陽光パネルが設置され、巡航速度は時速50km、最大速度は時速100kmをこえる。
太陽光の夢
ソーラーワールド社のFrank Asbeck社長は、今回の挑戦について、太陽光エネルギーのある世界が、近い将来、実現可能な夢であることを証明したかった
とコメントしている。
SolarWorld GTは、今後ヨーロッパを走行しアジアに向かう。残念ながら日本にはやってこないが、全50か国を走り抜ける太陽光の夢は続く。
外部リンク
SolarWorld GT 公式ホームページ
http://www.solarworld-gt.de/en/home/
100%太陽光エネルギーを使用した自動車の世界一周 L'Alsace
http://www.lalsace.fr/actualite/2012/05/11/le-tour-du-monde-de-la-premiere-voiture-100-solaire
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