エネクトニュース

2012年6月1日、環境省は、エコビジネスの芽を見つけ、育てるコンテスト「eco japan cup 2012」を開催し、7月2日から応募受付を開始すると発表した。

環境省、国土交通省、総務省、環境ビジネスウィメン、日本政策投資銀行、三井住友銀行が主催し、応募締切は9月5日、最終審査は12月13日から15日で2013年2月22日表彰式が行われる予定だ。

合計4つの部門を募集しており、「ビジネス部門」では、中小、ベンチャー企業、NPO などを対象とし、表彰されたビジネスモデルについては、その後の支援を行う、「カルチャー部門」にはデザイン･コミュニケーション･アート･ミュージックと4つの対象を用意し、そえぞれ持続可能な社会を促進するため作品を募集する。

「ライフスタイル部門」、個人の生活の中で行っている環境に配慮した暮らしの工夫や「eco に役立つ、eco を楽しむ、eco で得する」を目的とした eco なアイデアを募集するエコチャレンジと、環境活動で地域を活性化している市民グループ活動を応援する、市民が創る環境のまち"元気大賞"を用意している。

「ポリシー部門」では、年齢や職業などの制約なく、環境と経済の好循環社会を推進する具体的な政策提言を募集する。

eco japan cupは、NPO法人アースデイ・エブリデイが発起人となり、環境省、環境ビジネスウィメンなどの支援を得て、2005年に行われた 「愛・地球博」を記念して行われた、環境アントレプレナー育成企画「環境ダイナマイト！2005」の後継として生まれた。

経済のエコ化には、エコビジネスの発展が不可欠だが、その芽を持つ、中小企業やベンチャーには、知名度の低さや営業力、資金繰りや経営資材など課題も多く、そのような団体を支援育成することが、eco japan cup の目的だ。

外部リンク

環境省　報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15303

eco japan cup
http://www.eco-japan-cup.com/